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歯並びが悪いことで発生する弊害

歯並びや噛み合わせが悪いと、見た目に影響するだけでなく、身体の健康にまで影響を及ぼしてしまいます。

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歯並びが悪いことでどのようなことが起こる?

咀嚼(そしゃく)がしにくい

歯並びや噛み合わせが悪いと奥歯で食べ物をしっかり噛み砕けなかったりと、うまく咀嚼ができないことが多いです。咀嚼がし難い故に、しっかり噛まないまま飲み込んだり、柔らかいものを好むようになったりします。しっかり噛まないまま飲み込むと、消化器官に余分な負担が掛かってしまい、消化不良を引き起こしたり、柔らかいものばかり好んで食べていると、咬合力(こうごうりょく)が衰え、高齢になった時に自分の歯で健康な食事を取ることが出来なくなったり、偏食は健康に関する問題も考えられます。

虫歯や歯周病になりやすい

歯並びが悪い場合、懸命に歯を磨いても歯ブラシが隅々まで行き届かずに、磨き残しが発生してしまい、虫歯や歯周病を引き起こす原因になります。

それ以外にも、大きく前に突出した上顎前突(出っ歯)である場合、唇を意識的に閉じないと口が開いてしまい、口腔内が乾燥しやすく口臭の原因になったり、唾液が行き渡らないために虫歯や歯周病になりやすい環境を作ってしまいます。

発音がしにくい

歯並びや噛み合わせが悪いと、日本語の「さ行」「た行」「な行」「ら行」などが発音しにくくなってしまいます。日本語だけでなく、英語の「L」「R」「TH」などもうまく発音出来ずに相手に言葉が通じない弊害も考えられます。講演や、プレゼンテーションする機会が多かったり、発音が特に重要視される、アナウンサーや歌手、役者などには致命的であると言えるでしょう。

コンプレックスになってしまう

歯並びは顔の印象に大きく影響を与えます。矯正歯科治療を始める方の多くは、コンプレックスを解消し口元に自信を持ちたい方が殆どで、自分の歯並びにコンプレックスを抱いてしまうと、口を押さえて会話をしたり笑ったりする癖がついてしまいます。

歯並びが気になってしまい、上手くコミュニケーションが取れなくなり、人との接触を避けたり、性格もネガティブなり引き篭もってしまう可能性も十分に考えられます。

口の中の怪我をしやすい

出っ歯であると、転倒したときやぶつかった際に、出っ歯でない人よりも口の中を傷つけやすかったり、歯自体を損傷してしまう可能性が高くなります。また、噛み合わせがずれていることで、口の中を噛みやすくなってしまい、口内炎になることも多いでしょう。

顎関節症になりやすい

歯並びや噛み合わせが悪いと、少なからず顎関節に負担がかかっています。顎関節症は、近年、若い女性に急増しており、代表的な症状には、口が開けづらい、口を開閉する際に「カクン」と音がする、肩や首が凝るなどの症状が現れます。

顎関節症は、たくさんの原因が重なりあって生じるものだと考えられており、主な原因として、噛み合わせの異常、生まれつきの顎や顔の歪み、顎関節の成長不全、歯ぎしりや食いしばり等の癖であったり、精神的なストレスが挙げられています。その他にも、うつ伏せになって寝る習慣があったり、食事の際に左右どちらかに偏ってものを噛んでしまう偏咀嚼、さらにはガムを一日中噛んでいる習慣も顎関節症を誘発すると言われています。

自律神経失調症を発症することも

自律神経失調症は神経質だったり真面目な性格や、顎関節症を患っている人に多く見られることがわかっています。

ストレスなどを感じた時に歯を食いしばり、顎を支えている咀嚼筋が緊張すると、その緊張が全身に広がり全身の筋肉を緊張させる原因になっている可能性が高く、顎骨への負担があったり、顎周辺の筋肉が緊張している場合も自律神経失調症を発症しやすいと言われています。

咀嚼筋の緊張は脳の視床下部や脳幹に影響を及ぼし、自律神経を乱します。噛み合わせが悪いと頸椎がねじれ、神経系がうまく働かずに自律神経失調症を引き起こすと考えられています。

肩コリや頭痛が起こりやすい

噛み合わせが悪いと、偏咀嚼を起こしたり、重心をずらしてバランスを取ろうとする癖が無意識のうちについてしまいます。およそボウリングボールひとつ分ほどあると言われている頭の重さを支えるバランスが崩れ、さらに身体のバランスを取ろうと肩や腰のバランスを崩し、他の部位でもバランスを崩しながらカバーしようとしてしまうなど、噛み合わせの悪さが、さまざまな部位のバランスの乱れや歪みを生み、姿勢を悪くしてしまいます。

また噛み合わせが悪いと、食べ物を噛んだり口を開閉する時に顎への負担が噛み合わせに問題がない人よりも大きくなり、顎周りの筋肉が緊張して筋肉が痛くなるなどの不調が現われます。この顎周りの筋肉の緊張は徐々に全身へと広がり、それが肩コリや頭痛として現れ、さらには首の痛み・腰痛・めまい・耳鳴り・手足のしびれ・胃腸障害・顎関節症・歯ぎしり・食いしばり・睡眠障害・抑うつ、など自律神経失調症のような症状も現れることがわかっています。

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